お金を借りれるところ

年金を担保にできる!?年金受給者がお金を借りる3つの方法

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会社を退職し、年金生活が始まると老後が心配になりますよね。

病気の治療費や入院費、バリアフリーの家への改築など、高額な出費が発生することも増えてくるでしょう。

しかし貯蓄額が少ないと支払いができず、お金を借りざるを得ません。

年金受給者だから金融機関の審査に通らないだろう、と諦めている人もいるのではないでしょうか。

そんな人に朗報です。

条件はありますが、年金を担保にお金を借りることができます。

管理人
今回は、年金受給者がお金を借りる方法と、年金以外の収入がある人が利用できるカードローンを紹介します。

年金を担保にお金を借りられる年金担保融資制度って何?

年金担保お金借りる

年金担保融資制度」とは、独立行政法人の福祉医療機構がおこなっている年金受給者向けの融資制度です。

年金以外にも収入がないとお金を借りられない、と思うかもしれませんが、国が認めた年金担保融資制度なら、年金を担保にして融資を受けられます。

「年金を担保にする=将来もらう年金を返済に充てる」ことから、「年金前借り制度」とも言います。

ただし年金担保融資制度を受けるには条件があるため、注意してください。

次項で、この制度の特徴や審査について説明します。

(独立行政法人)福祉医療機構の年金担保融資制度について

年金支給
年金担保融資制度は、介護用品の購入や医療費の支払い、冠婚葬祭、住宅の改修などの用途に使える制度です。

銀行や消費者金融よりも、低金利で借りることができます。

融資金額 10万円〜200万円(年間受給額の80%まで)
用途が生活必需品の購入であれば、80万円まで
融資利率 年2.8%
担保 年金を受ける権利(受給権)を担保とする
申し込み時に年金証書を預けることが条件
保証人 連帯保証人が必要
信用保証機関に保証料を払えば、連帯保証人はいらない
返済方法 福祉医療機構が年金支給機関から直接年金を受け取ることで返済となる

引用元: 独立行政法人 福祉医療機構

※原則として、追加の借り入れはできません。

年金生活で高金利を返済していくのは大変です。

審査基準について解説しますので、消費者金融や銀行にいく前に、年金担保融資制度の対象になるかどうかチェックしてみてください。

年金担保融資制度の審査基準とは?

年金審査
年金担保融資制度の審査のひとつとして、年金受給中であるかどうかが基準になります。

年金証書を持っており、年金をもらっていることが大前提です。

以下の年金証書を持っていないと、融資を受けることができません。

自宅に年金証書がきちんと保管されているか、確認してみてください。

  • 国民年金・厚生年金保険年金証書
  • 国民年金証書
  • 厚生年金保険年金証書
  • 船員保険年金証書
  • 労働者災害補償保険年金証書

年金前借り制度は年金をもらっている人のみが対象

年金担保融資制度(別名:年金前借り制度)は、現在年金をもらっている人だけが利用できる制度です。

60歳で定年退職したあと、収入がなくなったからという理由で年金を前借りすることはできません。

あくまで年金を受給しているのにお金に困っている人への融資が、この制度の目的になるからです。

年金担保融資制度を利用できない人の特徴

上記以外の人でも、年金担保融資制度を利用できない場合があります。

以下を参考にしてください。

  • 生活保護を受けている人
  • 生活保護が終了後、5年間を経過していない場合
  • 特別支給の老齢厚生年金を受給していた人で、65歳時の年金決定手続期間中の人
  • 現状届、または定期報告書が未提出の人
  • 年金の支給が、全額停止されている人
  • 同一の年金で借入残高がある人(返済途中に追加借入はNG)
  • 反社会的勢力に該当している人、または関係を持っている人

当てはまっている人は、融資を受けられないため注意しましょう。

対象者がわかったあとは、年金担保融資制度の申し込み方法を説明します。

年金担保融資制度の申し込み方法は?

年金申し込み

年金担保融資制度の申し込みは、「独立行政法人福祉医療機構代理店」と表示してある金融機関でおこないます。

ゆうちょ銀行や農協、ろうきんでは取り扱っていません。

福祉医療機構で相談はできますが、申し込みの手続きは一切していないので気をつけましょう。

step
1
相談

福祉医療機構年金貸付課または、対象の金融機関に相談します。

step
2
申し込み手続き

取扱金融機関にて、申し込みの手続きをします。
年金を受け取る口座が取扱金融機関のものではない場合は、受け取り口座を変更する必要があります。

step
3
審査

福祉医療機構で審査をおこないます。
審査は、4〜5週間程度。

step
4
融資決定

審査が通ると、取扱金融機関から電話で連絡があり、融資開始日などの説明をされます。

step
5
融資開始

開始日に指定口座に入金され、融資が始まります。

step
6
返済

年金支給機関から、福祉医療機構に年金が支払われます。
そこから返済額分を差し引き、残額が指定口座に振り込まれます。

管理人
年金が振り込まれることで自動的に返済となり、自分で返済の手続きをする必要がないのは嬉しいですね。

途中で死亡したら連帯保証人が肩代わりすることになる

融資を受けている間に死亡してしまったら、連帯保証人が代わりに返済します。

連帯保証人をつけていない場合は、「公益財団法人年金融資福祉サービス」という信用保証機関が支払ってくれます。

この財団法人に肩代わりしてもらうには、保証料の支払いが必要です。

保証料は、年金担保融資制度の貸付利率と同じ年2.8%になります。

信用保証機関への申し込み用紙は金融機関に用意されています。

年金担保融資制度の手続きのときに一緒におこなうとスムーズでしょう。

年金担保融資制度は平成34年3月末で廃止予定

年金担保廃止

年金担保融資制度は、平成34年3月末で申し込みを終了することが決まりました。

年金担保貸付制度は、平成22年12月の閣議決定において廃止することが決定されました。
その後、閣議決定を踏まえて、平成23年12月及び平成26年12月の2回にわたり、制度の見直しを行い、事業規模の縮減等が行われ、このたび、「平成34年3月末を目途に新規貸付を終了する」との方針を決定しました。

引用元: 厚生労働省

平成34年3月末までは、今までどおり利用できます。

また、平成34年3月末時点で返済額が残っていても、繰り上げて返済する必要はないので、安心してください。

年金担保融資制度の廃止が決定し、今後の生活が不安になる人も多いと思いますが、代替案があります。

地域の自立相談支援機関に相談にいくと、それぞれの状況にあった支援をしてもらえます。
>>>全国の自立相談支援機関をさがす

より低金利で借りれるのは生活福祉資金貸付制度

高齢者生活福祉

生活福祉資金貸付制度は、65歳以上の高齢者や低所得者が融資を受けられる制度です。

各都道府県・市区町村の社会福祉協議会が窓口ですが、ハローワークでも融資の相談を受け付けています。

生活福祉資金貸付制度には、総合支援資金・福祉資金・教育支援資金・不動産担保型生活資金の4つの種類があります。

高齢者向けの福祉資金を利用すれば、緊急の医療費や介護用品の購入費用などの借り入れが可能です。

福祉資金の概要

内容 限度額 利子
福祉費 介護用品などの購入に必要な経費
冠婚葬祭に必要な費用
580万円以内 連帯保証人あり→無利子
連帯保証人なし→年1.5%
緊急小口資金 急な医療費の支払い
自然災害などの緊急事態への少額費用
10万円以内 連帯保証人不要
無利子

生活福祉資金貸付制度は、低金利がメリットです。

連帯保証人をつければ無利子ですし、つけられない場合でも年1.5%とかなり低いため、無理のない返済ができます。

これほどの低金利で借りられるところは、なかなかありません。

より低金利で借りたい人は、生活福祉資金貸付制度を利用してみてはいかがでしょうか。

下記の記事では、生活福祉資金貸付制度の詳細を記載してありますので、合わせてご覧ください。

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生活苦に陥っている人は生活保護を利用しよう

生活保護制度とは、生活に困窮している人に対し、状況に応じた保護をすることで健康で文化的な生活ができるように支援をする制度です。

地域の福祉事務所が相談・申請を受け付けています。

現在の収入と厚生労働省が定める最低生活費を比べて、最低生活費から収入を差し引いた金額が支給されるのが生活保護費です。

年金をもらえなかったり、支給額があまりにも少なかったりする高齢者でも生活保護を受けることができます。

高齢者の生活保護費の基準例

東京都区部等 地方群部等
高齢者単身世帯(68歳) 78,470円 64,420円
高齢者夫婦世帯(68歳と65歳) 118,880円 98,660円

年金だけでは生活が苦しい、お金を借りることもできないと悩んでいる人は、福祉事務所に相談にいってみてください。

管理人
生活保護費をもらっている人は、年金担保融資制度と生活福祉資金貸付制度は利用できないので注意しましょう。

年金受給者でもカードローンを組めるところを紹介

年金受給者カードローン

年金だけで融資を受けられるのは、行政の制度に限定されています。

しかし年金以外にも安定した収入があれば、消費者金融や銀行でもお金を借りることができます。
年金受給者がカードローンを組むときのポイントを紹介しますので、参考にしてください。

注意

年金のみを担保として融資をすることは、国で認められている制度以外では違法になります。

「うちは年金収入だけでも借りられるよ」と上手く誘われて、悪徳な消費者金融に借金をしないようにしましょう。

年金受給者が即日でキャッシングするときのポイント

年金受給者が消費者金融や銀行で即日融資を受けるには、2つのポイントがあります。

  • 65歳〜70歳未満であること
  • 年金以外の収入がある

この2つの条件を満たしていれば、利用できる金融機関の幅がグッと広がります。

年齢制限をクリアしていても、収入が年金のみだと融資は認められません。

アルバイトをしていれば、消費者金融や銀行での即日融資が可能です。

年金受給者でも、お金を借りられる金融機関を紹介していきます。

満70歳の年金受給者がお金を借りられるのはレイクALSA

年金受給者レイク

レイクALSAは、年金受給者でも70歳までなら借り入れが可能です。

限度額 500万円
金利 4.5%〜18%
審査時間 60分
特徴 初めての利用で5万円以内なら180日間利息¥0

上限が69歳までのところが多いなか、70歳まで融資を受けられるのがレイクALSAの最大のメリットです。

初めての利用で借入額が5万円以内なら、180日間利息が0円なのも嬉しいですね。

プロミスなら69歳まで融資可能

年金プロミス

プロミスでは、69歳以下で年金以外にも収入があればお金を借りることができます。

限度額 500万円
金利 4.5%〜17.8%
審査時間 30分
特徴 郵送物が届かないから家族にバレない

審査が早いのが、プロミスの強みです。

より早くお金を借りたい人は、プロミスのカードローンを利用してみてはいかがでしょうか。

800万円まで借りられるのはアコム

年金受給者アコム

プロミスと同様に、69歳以下かつ仕事をしている人がアコムの融資の条件になります。

限度額 800万円
金利 3.0%〜18.0%
審査時間 30分
特徴 インターネット返済が可能

最大800万円まで借り入れ可能なので、高額融資を望んでいる人にはアコムがおすすめです。

三井住友銀行は他の銀行よりも審査が早い

年金三井住友

上記の消費者金融と同じように、三井住友銀行のカードローンも69歳までの年金受給者なら契約ができます。

年金以外の収入があることも条件です。

限度額 800万円
金利 4.0%〜14.5%
審査時間 最短翌営業日
特徴 借り入れと返済が全国の提携銀行やコンビニでできる

消費者金融よりは借り入れに時間はかかりますが、三井住友銀行は他の銀行よりも審査が早いと言われています。

少しでも低金利で借りたい人は、三井住友銀行のカードローンを利用してみてはいかがでしょうか。

ゆうちょ銀行の「自動貸付け」なら年金受給者でも借り入れOK

年金ゆうちょ

ゆうちょ銀行には、定額貯金や国債を担保にしてお金を借りる「自動貸付け」という制度があります。

限度額 200〜300万円
金利 約定利率+0.25%〜1.70%
審査 定額貯金などを持っていれば審査なし

消費者金融などに比べ、かなり低金利です。

年齢制限がなく、担保さえあれば年金受給者でも融資を受けることができます。

ゆうちょ銀行の自動貸付けについて詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。

管理人の意見

国が認めた年金担保融資制度を使えば、年金受給者でも低金利でお金を借りることができます。

しかし支給日に年金が振り込まれても、返済分を自動で差し引かれた金額しか受け取れません。

せっかく借りれても後日受け取る年金が少なければ、生活に困ってしまいますよね。

そんな時アルバイトをしていれば、消費者金融や銀行でも即日で融資を受けられます。

年金生活だからといって、諦めることはありません。

ぜひ一度、近くの金融機関に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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